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ドドド通信

あなたの毎日にドドド通信。世界に愛を

絶歌の印税と被害者の怒り。自己陶酔に浸る元少年aの罪

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絶歌の印税と被害者の怒りについて。 言い訳と自己陶酔がひたすら繰り返される手記、絶歌。品切れが続出し、元少年aが受け取る印税は上昇する一方。 この絶歌の販売自体が被害者に対する罪であり、そこに群がってお金を稼ごうとする太田出版はさらに悪質です。

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絶歌の印税と被害者

最初は10万部の発行だった絶歌は、すぐ品切れになり5万部の増刷へ。今後もさらに売り上げを伸ばしていく事でしょう。 作者が受け取る印税額は10%が一般的です。

 

今回も10%だとすると10万部で1,500万円、50万部で7,500万円、100万部で1億5千万円という印税が加害者である元少年aに入ることになります。 太田出版は「印税は筆者(元少年a)に渡す」と宣言していますので、今後の本の売り上げによって金額は増えていく事になります。

 

「誰にも打ち明けることができず、二十年以上ものあいだ心の金庫に仕舞い込んできた自らの『原罪』ともいえる体験を、あなたに語ろうと思う」

 

絶歌が書いているのは、加害者である自分のつらかった過去、言い訳、苦しかった思い、そして自己陶酔にひたって解放されたいと願う欲求です。 見せ掛けだけの謝罪も登場しますが、そこに心はありません。もちろん、謝罪内容をいれなければ出版できないと編集者も考えていたはずです。

 

「もし十代の少年に『どうして人を殺してはいけないのですか?』と問われたら、ただこうとしかいえない。 『どうしていけないのかは、わかりません。でも絶対に、絶対にしないでください。もしやったら、あなたが想像しているよりもずっと、あなた自身が苦しむことになるから』」

 

ここでポイントなのは、人を殺してはいけないのは「自分が苦しむから」と考えている事。そこに被害者の姿はありません。 あまりに身勝手なこの絶歌が、本当は反省なんかしていないことを物語っています。

 

「僕もこんなに苦しんだんだ、わかってほしい」という心理が文章の中から伝わってきて、被害者への気持ちは存在していません。 今後も絶歌は売れ続けるかもしれません。印税が数千万円でもあれば、しばらくは仕事をしなくても生活できることでしょう。

 

この手記の出版自体が、被害者に対する新たな罪の始まりだと思います。

 

一線を越えた太田出版

一線を越えてしまった太田出版。 太田出版に限らず多くの出版社は、この神戸事件の手記を出せば売れるはずだ、という事は分かっていたはずです。

 

どんなに批判があっても、必ずそれを興味本位などで読もうとする人がいる。だから売り上げが増えて、出版社も儲かる―。 しかし、ほとんどの出版社はそれをやりません。 理由は簡単。子供を殺され、その事件を金儲けの道具にされた被害者の怒りを考えると、例え違法ではなくても「人として超えてはいけない一線」だからです。

 

ですが、その境界線を越えてしまった太田出版。 絶歌の印税で多くの金額を受け取る少年aはもちろん、それを利用して儲けようとする出版社は、本当に罪深いと思います。 被害者遺族の皆さんが、心配でなりません。

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